S2I エスツーアイ株式会社

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CiPPS 生産管理

自動車部品向けDXソリューションCiPPS 生産管理日本の自動車業界は、「強固なサプライチェーン連携による商習慣」と「現場のカイゼン活動」が盛んで各社独特の運用によりパッケージが当てはまらないことが多く、いまだにブラックボックス化されたホスト機を利用しているお客様が散見されます。
CiPPS生産管理は日本の自動車部品メーカーに合わせた柔軟なシステム基盤を提供します。

統合受注

Order integration

自動車部品の注文は見込み生産方式のため、変動の可能性のある中長期の「内示データ」と、一定の固定期間中は変動しない「確定データ」、内示を変更する「変更データ」と3つの受注データが存在します。自動車業界はこの受注データが各自動車メーカーによってEDIデータ仕様が異なるため受注管理はかなり複雑なものになります。

統合受注では、各自動車メーカーのEDIデータをフォーマット化し、すべての受注情報を統合することで各自動車メーカーの注文を一元管理した生産管理を行うことが可能です。

検収照合

Acceptance inspection verification

自動車部品業の検収も受注データと同様に各自動車メーカーによって異なるEDI仕様の「検収データ」が存在するため、検収ファイルの管理や出荷実績との照合することにかなり複雑な作業になります。

検収照合では各自動車メーカーのEDIデータをフォーマット化し、すべての検収情報を統合することで各自動車メーカーの検収を一元管理します。さらに、出荷実績情報と照合することで差異の把握や売掛データの作成を行うことができます。

MRP

所要量計算

自動車業界では見込み生産のため、各自動車メーカーからの内示データを部品表(MBOM)を元に所要量展開(MRP)することで中長期的な生産計画、販売・売上予測、設備稼働予測が立てられます。この計画情報を元に仕入先に部品、材料の発注、工場へ生産の指示情報を展開します。

トヨタ生産方式(TPS)を採用している自動車部品メーカー様にはその時の生産数の量に応じて適正なかんばん枚数を計算することで生産増減を測ります。

MES

生産実績管理・在庫管理

ペーパーによる生産実績を記録・転記を廃止して、BHT、タブレット、RFIDなどの電子通信機器を活用したリアルタイムな実績収集・在庫管理を行います。歩留まりや作業時間を測定でき、工場の生産性向上に役立てることができます。また、生産進捗もリアルタイムに把握ができ、遅れなどによる残業を廃止できます。近年ではIoT技術の発展により設備から自動で情報収集するような技術も増えてきており、スマートファクトリーに向けた取り組みもご支援します。