S2I エスツーアイ株式会社

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CiPPS Link PLM/ERP

CiPPS PLM/ERPパッケージ連携

CiPPSは、現在のご利用中のシステム基盤や導入予定のパッケージ製品と組み合わせて導入することができます。自動車部品は独自運用が多くパッケージを導入する場合はカスタマイズが避けられません。しかし、パッケージ上にカスタマイズしてしまうとコスト面や運用面で大きな課題があります。
CiPPSをパッケージ製品と疎連携することで製品ライフサイクルを伸ばして持続可能なDX環境を実現します!

PDM/PLMパッケージ連携

近年のPDM/PLMパッケージは「シングルデータベース」という概念が浸透しており、3DCADからデータ管理、EBOM、MBOM(工程、購買)、CAE(SPDM)まで全て同一基盤上で行うことで、コンカレントエンジニアリングを促進して開発効率を目指す傾向があります。

しかし、自動車部品メーカーでは日本特有の強固なサプライチェーンで決まった運用や現場のカイゼン活動によって決まった運用が足かせとなりカスタマイズなしに導入することは難しいことが現状です。

エスツーアイが推奨するのは、PDM/PLMの設計部門内利用です。
後工程の工程、購買情報を決めるMBOMは利用部門が多くなるため、ライセンスフリーなCiPPSを活用します。
設計で決まったEBOMをCiPPSに流して、各部が工程、購買先を原価や稼働率を見ながら十分吟味して、量産時に生産管理に送ります。

いわば、設計部門では部品の「質」の管理(スペックマネジメント)、後工程では部品の「量」の管理(ボリュームマネジメント)といった形でシステムを分けることで最適化を図ります。
これにより、「ライセンスコストの削減」、「機能の拡張及び個別運用のシステム化」、「最小限なリリースアップ」が実現できます。

ERPパッケージ連携

自動車部品業界の基幹システムは90年代はホスト機が盛んに導入されて、各お客様の独自の運用が内製開発でシステム化されておりました。
現代では、ヒト(人事)、モノ(生産)、カネ(経理)を一元管理するERPパッケージが主流となり自動車部品業界でも多く導入の検討が進んでいます。

しかし、ヒト(人事)、カネ(経理)はパッケージ移行しているお客様は多いですが、モノ(生産)に関しては未だにブラックボックス化したホスト機を利用しているお客様が多いのが現状です。
それはこれまでの日本の自動車メーカー特有の強固なサプライチェーンで決まった運用や現場のカイゼンで決まった運用が足かせとなっているのが大きな理由です。

エスツーアイが推奨するのはERPの品目マスタ(MBOM)とバッチ処理(MRP)の活用です。
自動車部品業界特有の業務である受注・検収や、現場のカイゼンで特有の業務が多いMES部分はCiPPSを利用して独自運用を踏襲します。
これにより、「ライセンスコストの削減」、「機能の拡張及び個別運用のシステム化」、「最小限なリリースアップ」が実現できます。