S2I エスツーアイ株式会社

Building Solutions, Driven by Your Dreams

事例集#5 トヨタ紡織精工株式会社 様

ExcelベースのBOMから脱却して設計から購買まで業務プロセスを改善!

課題

部品表情報を管理するしくみが無く、各部門がそれぞれのニーズでExcel表をハンドで作成し、業務を取りまわしているため部品手配や原価計算、その他生準業務において部品原単位の情報整備と精度チェックに膨大な工数が掛かっている。

ソリューション

「BOM」のシステムテンプレートを活用してお客様の運用を統合したBOMシステムを構築を行い精度の良い情報が、誰でもリアルタイムで取り出せる全社共通の部品表システムの構築しました。

システム概要

『部品表・基準原価システム 』

①部品表DBの構築と全社共有
 部品表に図面と設変書を添付して社内に共有
②部品表作成業務プロセスの見直しと情報の整流化
 部品表作成に当たり構成表、内外製、工程、仕入先を入力してワークフローを通すことで情報を整流化して業務の進捗を見える化
③購入品・支給品見積り業務のワークフロー化
 購入品、支給品は仕入先にクラウド経由で見積もり依頼を行う、最終決定価格をマスタ登録
④車種別・製品別原価集約
 車種別・製品別にタイムリーな超コスト集約による再分析やコストの妥当性検証を効率化

エスツーアイからご提案のポイント

アバター
担当営業

福井智也

2021年入社
自動車部品業界では、客先図面を利用することもあり、「何を作るか?」のEBOM(※設計部品表)以上に、「どのように作るか?」のMBOM(※製造部品表)が重要です。それは工程や購買によって原価が大きく変わるためであり、量産までの間にしっかりと製造方法を検討する必要があります。トヨタ紡織精工様では、これまでExcel運用だったBOMをシステム化することで、ノウハウを蓄積し設計、工程、購買、原価まで業務プロセスを整理することに成功しました。システムテンプレートの柔軟性もあり、現行の運用をなるべく尊重して出力することで、現場の混乱も少なく、短期間で導入することに成功しました。自動車部品向けのBOM構築は是非ご相談ください!

※記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。