1. 自動車部品製造工場の概要図
自動車部品の製造工場では、『かんばん』を多用しています。
しかし、近年の工場では、このかんばんもシステムより提供された情報により運用されています。上記の参考例でも、『受注(得意先)かんばん』、『工程内かんばん』、『購入かんばん』、『材料かんばん』、『信号かんばん』、『電子かんばん』など6種類のかんばんで運用されています。
このような現場主義の工場でも、今はシステム支援無くしては運用できません。
得意先受注の変動対応、かんばん運用の工数低減、時間軸を主体とした引張り生産対応、かんばんなど、週単位または日々の指示に近いかんばん管理も取り入れて『システムの支援』と『現場管理力』の両輪にて工場を運営しています。
今は視える化工場が、実際の生産現場の目標となっています。このような観点から、最近の生産管理(支援)システムを構築しています。
今回は、その中で製造品にも工場の運営形態にも影響されず、標準的に利用される『BOM(部品表)』と『MRP(所要量展開)』を掘り下げていきます。
エスツーアイ株式会社 |
〒470-2102 愛知県知多郡東浦町大字緒川字屋敷壱区34番地 TEL.0562-83-4095 FAX.0562-84-1371 |