S2I エスツーアイ株式会社

Building Solutions, Driven by Your Dreams

事例集#1 千代田工業株式会社 様

かんばん引き取り作業をシステム化して効率的にピッキング!

課題

外れかんばんの有無を現場に行かずに把握するため、かんばんのQRを読み込むことで集配係に外れたかんばんの情報を通知して部品を集配する仕組みを検討。
※専用のかんばん読み取り機を利用していたが、廃版になることをきっかけにシステム更新を計画。

ソリューション

「MES」システムテンプレートを活用して効率よくシステム再構築を行いました。汎用的なQRリーダーを活用してシステム全体のライフサイクルを延ばして持続可能なピッキングシステムを実現しました。

システム概要

「スマートスキャナ P System」
①各工程でかんばんをQRリーダーで読込み組付け作業を行います。読み込んだかんばんは「外れかんばん」となり、利用した部品情報を登録します。
②利用した部品情報を供給拠点に配信してピッキング指示を作成します。集配のタイミングでマスタ登録された優先順位どおりに部品を出庫し、指定のシュートまで集配を行います。集配した部品はかんばんのQRコードを読み込むことで出庫管理をしています。指輪型のスキャナを利用して効率よく入庫実績を取得しています。
③在庫情報は部品置き場毎に管理されて、基幹システム側で安全在庫を加味して発注を行い入庫処理を行います。

エスツーアイからご提案のポイント

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担当営業

福井智也
自動車部品業界では、現品票と生産指示書が一体となった「かんばん」と呼ばれる帳票を利用しています。かんばんが外れた順番で生産を始めるため、中間在庫がなく必要な数量・必要なタイミングで生産が行われています。
千代田工業様では、工程作業時にかんばんのQRを読み込み、外れかんばんの情報を遠隔の集配所のタブレットに配信することで、かんばんを引き取りにいく作業を電子化することを発案しました。エスツーアイは、現場系システムの実績と自動車部品の業務ノウハウをご評価頂き構築パートナーに選定頂きました。
エスツーアイではタブレットだけでなくRFID、BHT、AIカメラなど様々なIoT端末で工場のカイゼンをご支援させて頂きます。基幹システムとの連携もお任せください!

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